あさやけのジャケット写真

歌詞

あさやけ

重炭酸曹達

石川台の駅を抜けた所にあるパン屋で

きみが待ってた 君は待っていたのさ

夕方5時を蹴ってた 意味もなく沈む気持ちも

いつかわかるよ きっと君にもわかるよ

雪が谷大塚のTSUTAYAで今週末の映画を選んだ

別にいいけど なんでもいいんだけど

「別れよ」って云うんじゃないかと

ふと思った 多分ないんだけど

商店街のシャッター 閉まる音に掻き消された

僕らを比喩した嶺町の夕焼け

池上線の下 走る音に掻き消された

壊れては療して傷ついて癒していく

バッドエンドだ 君と出逢ったあの日から

これまでがさ

ハッピーエンドは確かに僕らの物だった

あの日までが

丸子橋まで歩いた 余裕のないふたり手を繋いで

放れないでね 離さないでね

「さよなら」って云うんじゃないかと

また思った そんなことないんだけど

想定外のシャッター 黙る君に話しかけた

僕らを冷やしたガス橋の朝焼け

多摩川線の上 夜が無くなり始めかけた

憂いては哀してうるんではしってく

あったかいのは君と過ぎる暮らしの中

意味もなく淋しい

買ったばっかのシャツに涙が染みてゆく

気の抜けたソーダ。

石川台の駅を降りてすぐの坂の上で僕らは

すれ違って黙って朝だ

  • 作詞者

    重炭酸曹達

  • 作曲者

    重炭酸曹達

あさやけのジャケット写真

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    あさやけ

    重炭酸曹達

アーティスト情報

  • 重炭酸曹達

    Vo. hi-lite Gt.志村 海斗Key.Shellyとサポートメンバーによるバンド。 2019年に音大で出会い、各々に違う活動をしていたが、6年の時を経て2025年にボーカルのhi-liteが持つスタジオ「地下天国」にてセッションをする中バンドが結成。 聴き手に眠る忘れていた感覚を取り戻すnegative pops と言う新たなジャンルを確立する。 【心に秘めた消せない記憶、日々の憂いが積み重なって、伝えたい想いは人に云えず、人の憂いは優しさに変わり、人の夢は儚いものに、暮らしの中の癒えない汚れ、あなたの汚れに、「重炭酸曹達」。】

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