歌詞

聞こえないように

そっと呟く

誰かを想いながら

迷路を進む

凛々しくいた

つもりだったの

でも滑稽に見られて

いたみたい

あの日見えた蜃気楼が

揺らす世界で鎧を纏う

留まっていた抜け殻を消せたのは

他でもない

あなたの言葉

笑うこと

夢を語ること

涙を流すこともできるんだ

ほどけないように

強く結ぶから

あなたは

一人では

生きていけないから

ただ進んでく

深い森の中

偽物の地図を見て

読めたふりしてる

チクタク回る秒針みたいだ

本当のところ

羨ましく思う

誰か（が）決めた理想像の中

揺れる今日（いま）は鎧を纏う

からかっていた鏡像を抱けたのは

他でもないあなたの言葉

だった

あぁきっと

僕だけじゃない

人はみんな臆病で

だから紡いで

居場所を作るんだ

張り詰めてた

今までとさよなら

歌うこと

抱きしめ合うこと

誰かを頼ることもできるんだ

ほどけないように

強く結ぶから

私も

一人では

生きていけないから