Terminal Front Cover

Lyric

Terminal

OLPHEUS

何もかもがありふれて見えた水無月

当たり前に嫌気がさして抜け出したあの日

いつもと違う山肌から降りた空気

吸い込んで歩いた先のあの景色を

望め

縋るあの日のように

決めた死に場所はあなたの手の中

気がつけば、とうに過ぎ去った

流れる時間に呆け独り理想を語る

せせらぎ心は揺れる

誓った言葉

あの日の思いは

もうここに埋めた

我が道をゆく中で

出会いや別れ

繰り返される希望と絶望

いやになる程見てきた

有象無象、嘘っぱち

盛りに盛った話で己を強く見せる放言狂

口先だけの幻想

あなたの心を打った真実の音を思い出せ

風前の灯火

残り火は未だ燻って煙を上げながら追い風を待っている

地下に潜り鳴らす煩くも暖かいパンクロック

熱を宿す拳と叫び声に流れる汗と涙は

渇いたあなたの心を救った

おれたちの心を奪った

存在の証明

そんなものじゃ終われない

消えゆくあなたを引き上げながらおれたちは前に進む

どうかもう一度あなたの歌を

咲いた君の声があの日心を打った

いつかは晴れるさ

輝く明日に向かう夜を越えて

  • Lyricist

    Hazumu Murakami

  • Composer

    Kohei Takenaka

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