酒呑みブルースのジャケット写真

歌詞

雨の歌舞伎町

柳かおりと酒呑み野郎共

赤い影が

何処からともなく付いて来て

あたしの耳元で

こう囁く

「お前はホントの恋をしたことがない。

誘惑に騙されて

勘違いしているの」

孤独なピアノのメロディーを

濁ったお酒で流し込み

くだを巻いたら

グラスにキスをする

仮初め香る恋に

踏みにじられて

降り注ぐ悲しみと共に

雨の歌舞伎町

サヨナラを言うのは

とっても辛いから

いつしか何となく人を愛した

心と身体はいつでも裏腹で

アルコールに寄り添って

上手に生きているの

仮初め色の空に

突き放されて

見上げればアカシアの泪

雨の歌舞伎町

星降る夜に

人は恋い焦がれるが

新宿はいつでも

今宵も雨ばかり

赤い影が

あたしの元から消えた時

恋心盗まれて

雨は止んだ

ネイビーブルーの煙草を吹かし込む

月夜に照らされた

あなたを愛したの

  • 作詞

    柳かおり

  • 作曲

    柳かおり

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シンガーソングライター柳かおり率いる、ジャズ歌謡バンド「柳かおりと酒呑み野郎共」のフルアルバム。戦前和製ジャズをモチーフにし、50〜60年代の歌謡曲の詞の世界観を加えた、まさに「令和歌謡」。当時のレコードの生々しさを表現した、アナログ感満載の録音にもこだわっている。お酒によく合う音楽です。

アーティスト情報

  • 柳かおりと酒呑み野郎共

    新宿のシンガーソングライター、柳かおり。柳率いるジャズ歌謡バンド「柳かおりと酒呑み野郎共」のボーカル。 新宿ゴールデン街にて、昭和歌謡レコード酒場「かおりノ夢ハ夜ヒラク」を経営。 また、ウイスキーコニサー、日本酒唎酒師、アンティーク着物コーディネーターとしても活躍中。 ノスタルジックな昭和の世界に、「今」をジャジーにアレンジした、云うなれば「令和歌謡」。 細やかな音域を宿した唄声と共に紡ぐその音色は、幅広い層の音楽愛好家の胸に熱を灯し続けている。 「もうひとつの昭和歌謡」を、グラスと共にお聴きくだされば幸いです。

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かおりノ夢ハ夜ヒラク

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