酒呑みブルースのジャケット写真

大切にしていたよ

あたしの一部の様に

守っていたよ

あたしの命よりも

君が傷つかないように

自己満足と云う

人間の愚かな思考によって

あたしは君を失った

君のいない世界なんて

何の価値も無い

自分で歩いてみたけれど

一人じゃ何処にも行けやしない

自分で走ってみたけれど

あたしの足では遅すぎるの

君に慣れてしまっては

あたしは無能な人間よ

刻々と時は過ぎ

気付けば雪の季節

ふと思い出す

君は雪が似合ってた

赤い君と白い雪

眠りにつく頃

また君に出会えたと錯覚する

夢と現の真ん中で

彷徨う心は身勝手で

置いてけぼり

夜空を見上げてみたけれど

一人じゃ星には照らされない

想いを唄ってみたけれど

君には訴えかけられない

ただ叫び続けるだけ

あたしは無能な人間よ

何処にいるのだろう?

今でもあたしを忘れてないかな?

何見てるのだろう?

この赤い空の下

自分で歩いてみたけれど

一人じゃ何処にも行けやしない

自分で走ってみたけれど

あたしの足では遅すぎるの

君に慣れてしまっては

夜空を見上げてみたけれど

一人じゃ星には照らされない

想いを唄ってみたけれど

君には訴えかけられない

ただ叫び続けるだけ

あたしは無能な人間よ

  • 作詞

    柳かおり

  • 作曲

    柳かおり

酒呑みブルースのジャケット写真

柳かおりと酒呑み野郎共 の“赤い空の下”を

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シンガーソングライター柳かおり率いる、ジャズ歌謡バンド「柳かおりと酒呑み野郎共」のフルアルバム。戦前和製ジャズをモチーフにし、50〜60年代の歌謡曲の詞の世界観を加えた、まさに「令和歌謡」。当時のレコードの生々しさを表現した、アナログ感満載の録音にもこだわっている。お酒によく合う音楽です。

アーティスト情報

  • 柳かおりと酒呑み野郎共

    新宿のシンガーソングライター、柳かおり。柳率いるジャズ歌謡バンド「柳かおりと酒呑み野郎共」のボーカル。 新宿ゴールデン街にて、昭和歌謡レコード酒場「かおりノ夢ハ夜ヒラク」を経営。 また、ウイスキーコニサー、日本酒唎酒師、アンティーク着物コーディネーターとしても活躍中。 ノスタルジックな昭和の世界に、「今」をジャジーにアレンジした、云うなれば「令和歌謡」。 細やかな音域を宿した唄声と共に紡ぐその音色は、幅広い層の音楽愛好家の胸に熱を灯し続けている。 「もうひとつの昭和歌謡」を、グラスと共にお聴きくだされば幸いです。

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かおりノ夢ハ夜ヒラク

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