歌詞

それはそれは追いつけないよ

雲の上で生きる貴方には

関わることすらないから恋心もなしよ

別に私が知ってるのは

貴方がここで働いてるってだけ

なんか良いイメージはないし

私なんかを相手にするような

人じゃないってことくらいわかってます

なのに突然　ほんと突然

手を引いてきたの

ちょっと待って！

いきなり手が届いても

どうしていいかわからなくなるって

雨のフリして降ってきた貴方は

またすぐいつでも雲へ戻っていけるんでしょ？

まるで何も起きてないみたいな顔で

だけど貴方に濡れた私は今もここに

きっとずっと慣れやしないよ

貴方に相手されてるなんて

私からの回はないから抵抗もしないの

別に私がわかったことは

その手で私は狂うってこと

だからって好きとか嫌いとかそんな

感情抱かないくらいには

レベがチなんです

私何もしてないよ

どうして手を引いてくれるの？

私思うの

貴方が選んでいいのは

もっとこう、頂上にいるような人で

諦めるとかじゃなくて私じゃないの

これ以上貴方に触れると腫れてしまう

っても気分は曇って妬いて抱かれて

まるで貴方に焼かれた私は訳ありのパン

思ってたほど嫌な感じじゃなかったよ

楽しませてくれるし

でもね、それ故やっぱりイメージは

悪いままよ

「あのね私ね、

貴方がほんとに厄介なの。

このままじゃ夢中になってしまって、

他に何もいらなくなっちゃうと思うの。」

別に今すぐ会いたくなんかなってないから

またその手でなぞって欲しくないから

不思議でたまらないけどそれでもいいの

今だけなのはわかっているから

本当はね　貴方の目の前で

尻尾振り回したい気持ちだけど

でも貴方がいつ消えちゃってもいいように

心の準備なんてとっくに

できないよ

今日は貴方いないみたいね

あの夜振りのクロワッサンは

ギッフェリと書き換えられてた

どこか艶めいた字で