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AA5S

  1. AA5S

この曲のタイトルは「Audi A5 Sportback」の略になります。

自分の人生において本当に大きな影響を与えてくれた車に対する曲で、車の佇まいや、雰囲気や運転してる時の気分などを表現した曲になります。

自分の車ではなく、僕の音楽友達が所有している車になるのですが、自分にとって初めての輸入車の運転であり非常に感動したので、そのことを曲にしました。

なので、僕の友人とこの車に捧げる曲と言ってもいいかもしれません。

曲自体の構成は10分程で出来たもので、ある程度構成を練ったフレーズもありますが、8割は一発録りで、メロディなども頭の中で鳴り響いている音をそのままレコーディングしました。

少し話がそれますが、実はこのA5のデザインは日本人の和田智さんという方のデザインで、車のデザインの考え方や、デザイナーとしての使命や、考え方など車の乗りご心地以外にも僕の人生観に大きな影響を与えてくれた方
になります。

和田さんが口を酸っぱくして言っていることを引用させてもらいます。

「デザインとは時代を表す社会の鏡である。デザインとは人や社会が成長するためのひとつの方法である。デザインとは倫理であり、学習である。デザインとは文化・ビジネス育成のための教育の場である。デザインとは文化的情緒的なビジネスである。まさしく日本のデザイン教育でなされていない部分になるかもしれない」

「デザインにとって一番大切なものは、人にとって一番大切なものは、あなたはなぜデザイナーなのか、これらをいつも自問自答している」

「ドイツでのデザイナーの大きな役割のひとつは、その企業、ブランドの持っている想いや哲学を継承し、新たな翻訳・解釈を創造すること。『美しい』は100年経っても古くならない。『新しい』はあっという間に古くなる」

引用元: https://response.jp/article/2019/08/2...

デザインとアートは対極にあるものですが、僕自身、なぜ音楽をやっているのか、音楽で何を継承していきたいのか、そのことを考えさせた車です。

ある意味、一人の人間に出会ったと同じくらい影響を受けたと車と言えますね。

私はLed Zeppelinの「When The Levee break」のドラムはリズムもサウンドも世界最高だと考えています。

なので、その素晴らしさは音楽業界にとっては失ってはいけないと考えていますし、継承する必要があると思っております。

だからこそ、新たな翻訳や解釈が必要だと考え、このリズムをこの曲に取り入れました。

この曲のベースはかなり歪んだ音にしており、ステレオになっており、その理由はベースの音はアウディA5の走った時のロードノイズが車内いっぱいに広がる音を表現しております。

またリズムギターはターボのタービンが回った時の独特な高音の音をイメージした音作りにしてあります。

この曲のキーは最初「A」だったのですが、僕が乗せてもらっていたA5は「Amethyst Grey Metallic」という色で、非常に綺麗で独特な色でしたので、そのことを表現するために半音下げて「A♭」になりました。

またA5は「quattro」という4WDシステムで、メーカーが例えているように、まるで地面に吸い付いているような走りなのでそれをドラムのバスドラは地面に吸い付くような、そして地を揺らすようなミキシングにしてあります。

この車の美しさ、またドライブする楽しさを少しでも感じてもらえれば幸いです。

斎藤逹也

Musician,Guitarist Base in Tokyo Japan.

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