Lyric

きみは覚えているだろうか

群青より透明な空色のこと

そこに浮かんだひとつを指差して言う

名前があったことを

背が伸びていく

その分遠くなっていくものがあって

それでも手が届かない光がまだ

嫌いで

綺麗で

聞こえるかな、

何億光年の距離を超えて輝くもの

みつけてくれたこと

拝啓、ぼくの夢まで

たまに思い出してね

きみは気付いているだろうか

きみが思うより世界はずっと広いこと

そこで出会ったちいさな光が今

きみの空を描いていること

背が伸びていく

悲しい夜を少しずつ重ねていく

雨で滲んだ星たちも、あの涙も

全部繋がっているんだよ

世界は回る

何億光年のひとりぼっち

なぞればほら、ひとつの物語

拝啓、ぼくの夢まで

今は何がみえる？

何億光年の距離を超えて輝くもの

あの日と同じ星

拝啓、きみの夢より

ぼくはここにいるよ

きみが見せてくれた空

きみはまた躓くだろうか

足元を照らすには少し足りなくても

どうか忘れないでいて

夜空をつくる魔法のこと