Lyric

暗くなるのもだいぶ早くなってきたこの季節に

街並みを彩るイルミネーション 俺にはまだ来ないデスティニー

一人きり ビルの看板 見渡せば君が笑いかけてくれたんだ

それで十分心は温まった 買ったばっかのコーヒーもいらないくらいだよ

上着なんかも脱ぎ捨てて 気付けば柄にもなくスキップしてて

すれ違う人々の冷たい視線 そんなん全く気にならないんだぜ

実際 君が横にいたらなんて淡い妄想だってしたこともあるけど

みんなだってそうでしょ 別に俺だけが特別じゃないよ

このまま夢が覚めなきゃ良いのに

誰もいない広大な世界に君と二人

何もかもが思い通りなら良いのに

でもそれじゃ面白くない

俺も君もNot Special

街は今日も派手に着飾って 俺を誘っていく

普段なら行かないようなバーに腰かけ 口付けるカクテル

なんてそれすらも俺が描いたストーリー 物語は自由自在

宙に舞って星空ロマン飛行 星の数程の愛で君に会いに行こう

何気ない日常に降り注ぐBGM 君の歌声

見つめ合った目 心温める 繋ぎかけた手は泡沫の夢

人それぞれが持った幸せの形 皆がみんな違って良い

俺が俺であり君が君である それ以上に特別な事なんてないでしょ

このまま夢が覚めなきゃ良いのに

誰もいない広大な世界に君と二人

何もかもが思い通りなら良いのに

でもそれじゃ面白くない

俺も君もNot Special

君が俺の夢を見れば良いのに

ドラマのような出会いを果たす二人

そのままどこか遥か彼方に

でもそんなうまくいかない

俺も君もNot Special