歌詞

あぁ、風が吹いた

感情は雪崩みたいだ

君の声を探した

打算じゃない歌だけを

聴きたかったんだ

あぁ

僕は今生きてるんだろうか

ただ"答え"を知りたかった

僕の心の穴を埋めるものをずっと

探してるんだ

ねぇ、どこかで見かけちゃいませんか

きっと、きっと、きっと、きっと、ずっと

僕は退屈なだけだったんだ

だってそうだろ

「音のない生き方も悪くないよ」なんて

口に出すと

少し大人になれたような気がした

あぁ、初めてのタバコの

あの苦い味に少しだけ似てるな

きっとそうだな

そのうち慣れて何もわからなくなるさ

あと数年もたてば

ギターのことも忘れてら

あぁ、風が吹いた

感情は雪崩みたいだ

僕は君の眼を見た

美しいものだけじゃ満たされないんだ

あぁ

君にゃわからないだろ

わからないだろ。

ただ"答え"を知りたかった

頭の中で風の姿を描いたんだ

僕は見たんだ

これは僕の心なんだろうか

きっと、きっと、きっと、きっと、ずっと

全部全部繋がってたんだなぁ

この寂しさの正体は

きっと僕だ

音楽をやめてから

いろんなとこに行ったんだ

全てを振り払って

他にやりたいこと探し続けた

だけでもどうしてなのか

心が寂しいんだ

降り積もる雪さえも

全部音に変わってく

あぁ、風が吹いた

感情は雪崩みたいだ

四ツ足のポートレート

どこかから聞こえる

嗄れ声のシャンソン

あぁ

この性は呪いなんだろう

きっとそうだろう

何もかも見ないフリをしてた

止まらない

頭の中の感情の嵐が

何も見えない僕は

手探りで君の姿探す

形なんて無いのに

あぁ、風が吹いた

感情は雪崩みたいだ

目を背けるのをやめた

これは僕の存在の彫刻なんだ

あぁ

きっとずっと未完なんだろう

きっとそれでいい

あぁ、風が吹いた

感情は雪崩みたいだ

君の声を探した

打算じゃない歌だけ

歌いたかったんだ

あぁ

君にゃわからないだろう

きっとそうだろう