歌詞

君の心を通して

自分の価値を決めていた

「お前らはからっぽだ！！」って

叫んでる僕も"がらんどう"だ

僕の思考も

蓋を開ければ君のコピーなんだと

ずっと気づいてた

気づいてないフリだけが

上手くなってた

他人の言葉を通して

自分の価値を決めていた

僕に向けられていたのは

顔も知らない誰かの涙

あぁ、あなたも大変なんだね

分かってあげられずごめんね

でも僕が

筆を折る理由にはならないんだ

振り向いてほしくて

始めた音楽が

僕の形を

創り上げてゆく

これからのことも歌に残しておこうよ

変わり映えのしない日々

それだって神様の贈り物だからさ

心を縛る

後悔に今日で

サヨナラを伝えよう

大丈夫

夜は明ける

僕たちが

望まなくたって。

知らない誰かの生き方で

自分の価値を計ってた

心の中では

おかしいことだって気づいてたんだ

本当は僕たちを

縛るものなんて

どこにもないんだけどさ

忘れちゃうのかなぁ

見ないフリをしていただけなのかも

お酒の瓶が

部屋から消えて

何もなくても

ちゃんと夜が来る

今までのことも歌に残しておこうよ

真っ暗で報われない

日々だって神様の贈り物だからさ

僕らは進む

心に傷と悲しみを抱えたまま

また歩き出すんだ。

記憶の中の君が歌に変わってく

広くなった部屋を見た

またここから一日が始まるんだ

部屋の隅っこの

ギターはいつだって歌いだせる

この名前のない

名曲は僕だけが

聴ければいいや。

君の輪郭をなぞる

思い出が歌に変わってく

朝の光が照らした

この世界は

きれいだ。