Lyric

静かな夜の海、遠く響く花火

綺麗に咲いた、胸がざわめく

砂に書いた地図、波がさらってく

迷いの跡も静かに解けてゆく

夜風が運ぶ潮の香りに

誰もいない浜辺ひとり歩く

小さなわたしと広がる星空

問いかけてみるの、この夏の夜に

どこまでも続くこの道に

まだ見えない未来の形

それでもいま胸の奥には

あの日見た夢が生きてる

夜空に咲く花火、わたしの願いも

あの光の様に煌めいて

届いて欲しい、この想いどこまでも

まだ見ぬ世界へ、さぁ駆けだそう

蝉の声が消えた静かな夜に

自分の答え探して

風が頬を撫でるたび

強くなれると信じてるから

海に揺れる光、響く太鼓の音

誰も知らないわたしの鼓動

砂浜に書いた言葉声に出す

「大丈夫だよ」自分を励ました

幼い頃に夢見た景色

今も追いかけてる、迷いながら

ふと立ち止まったその交差点で

未来の自分に手を振るわたし

あの頃の夢色褪せない

心の奥、今も生きてる

一つひとつ叶えてゆこう

わたしだけの地図広げて

夜空に咲く花火、わたしの願いも

あの星たちの様、瞬いて

迷わない様、必ず答えがある

広がる世界へ、先へ進もう

打ち寄せてくる波、足元洗う

涙も悔しさも消え

歩き出そう、夜が明ける

終わらない夢を抱きしめて

消えゆく花火、白む東の空

夜明けの風がそっと背中を押す

希望も不安も胸に詰め込み

また一歩踏み出せるから

夜空に咲く花火、わたしの願いも

今わたしの中で光りだす

どんな小さな耀きひとつさえも

わたしを導く灯火となる

夏が終わっても消えない想い

夢の欠片しっかり掴んで

眩しい未来へ歩き出そう

新しい空見上げながら