花笑みの日々にのジャケット写真

歌詞

あさつゆの記憶(朗読)

相羽崇巨

わたあめいろした鼓動のかたすみに

ひと夏のセミの声がこだまする

もとには戻らない砂時計に

おもいをはせて

いくたびもあおぞらに旅をする

あの頃みたいに笑えているのかな

あなたを今でも愛しているのかな

何気ない並木道で

耳を澄ましてしまう

今にも消えそうな

かよわい朝露の記憶がよみがえる

熱いコーヒがなかなか飲めない姿

子猫のように眠る姿

くしゃくしゃな笑顔で駆け寄る姿

ひとつのちいさな ちいさな

うしろすがたを わすれない

はかないきみがそよかぜにゆれて

そっとほほえむ

いつだって照り返す 泉のように

いやしてくれるよ

いつも いつも

ありがとう

いつまでも いつまでも

ありがとう ありがとう

  • 作詞

    相羽崇巨

  • 作曲

    そらしの

花笑みの日々にのジャケット写真

相羽崇巨 の“あさつゆの記憶(朗読)”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

1stアルバム「花笑みの日々に」の「花笑み」とは咲いた花のような華やかな笑顔という意味。

呼吸器シンガー相羽崇巨の呼吸器をつけている「ありのままの姿」、車椅子に乗っている「自分らしい姿」を 観て、聴いて、知ってもらい、帰り道やこれからの道中で 今日という一日を 大切な人、音楽を愛したように あなたにしかない「個性」と「自分らしさ」をもう一度優しく愛してあげてほしい。

そしてひとりでも多くの人々が一輪の花のようにありのままの笑顔で毎日生きられますようにと願いを込めて制作しています。

アーティスト情報

  • 相羽崇巨

    呼吸器シンガーの相羽崇巨 筋ジストロフィーという筋肉が日々衰えていく難病を抱えているが日々できないことをできるようにするアイディアを生み出す力を養いながら活動している。 2016年 朗読家として活動を始め、「当たり前の自由」「陽ざし」などこれまで創作の詩をいくつも制作。 2019年 七尾旅人氏と全感覚祭、あいちトリエンナーレにて朗読セッションを成功させる。 2020年 シンガーとしての活動をはじめ、KDハポンの企画ライブに初出演。 これまで音楽イベントを5つプロデュース、昨年ゆうぐれ音楽祭を企画、朗読披露。 今後ライブ出演やイベントプロデュースをいくつも計画し、シンガーとして本格的に活動を始動​。 5月から配信ライブ「If you just smile」を企画し勢力的に活動している。 多方面での活動に目が離せない。

    アーティストページへ


    相羽崇巨の他のリリース
"