Lyric

ふたりで見た映画の帰り

川沿いの葉桜と夕日が綺麗で

冷めきったコーヒーだけ片手に

ぼんやり眺めてた

長いフィルムに残る

共に過ごした毎日そのままに

あなたが呆れるほど

溢れてる幸せをいつまでも

見つめてた

春の儚さ 夏のきらめき

かたちに残る 時の足跡

秋の彩り 冬の静けさ

影が重なって 色づいてく道

ふたつ並んでいたマグカップ

もう二度と隣には置かれることない

食器棚の空いた隙間を

ぼんやり眺めた

「好きな人ができたの」

どうしてそんな顔で見つめてるの

先に渡せばよかったな

ためらって何回も持ち帰った

合鍵

涙出るほど 笑いあったり

喧嘩するほど 仲良くなってた

手が届きそうで掴めなくて

ありがとう がんばれと

背中を押した

春の儚さ 夏のきらめき

かたちに残る 時の足跡

秋の彩り 冬の静けさ

光がさしこむ…

春の儚さ 夏のきらめき

かたちに残る 時の足跡

秋の彩り 冬の静けさ

光がさしこみ

色づいてく道