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毎月、一人のMCに焦点を当てて作品を発表してきた、UMBがお送りする日本語ラップ・コンピ『UMBC』。その第6弾目となるシングルは、日本のヒップホップ界の真のレジェンド、NIPPSによる「Rich Man, Poor Man」だ。
ニューヨークにて結成されたBUDDHA BRANDの一員として、'90年代半ばの日本のヒップホップシーンに文字通りの“黒船”として突如登場し、「人間発電所」など数々の日本語ラップクラシックを放ち、さらにソロ名義でも多数作品を残してきたNIPPS。また、その独特の“イル”なラップのスタイルによって、様々なアーティストの楽曲にて客演を果たし、さらに現在はTETRAD THE GANG OF FOUR、THE SEXORCIST、BUDDHA MAFIAといったユニットでも精力的に活動を行なっている。
今回のシングル「Rich Man, Poor Man」のプロデュースはすでに『UMBC』の顔ともなっているI-DeAが担当し、正統なサンプリングマナーによって制作された、気持ち良過ぎる上ネタとドラムの最高なコンビネーションによるトラックを惜しげも無く披露。この極上なビートの上で、NIPPSはパンチラインを次々と炸裂させながら、自身の四半世紀に亘るラッパーとしてのキャリアをそのリリックに濃縮し、リスナーの耳に深く切り込んでくる。TETRAD THE GANG OF FOURやTHE SEXORCISTファンはもちろんのこと、BUDDHA BRANDをリアルタイムに知る世代にも強く響く一曲と言えよう。
日本のヒップホップMC。“飛葉飛火(HIBAHIHI)”“緑の5本指”“デミ”などの別名義あり。本名は木村秀己。1988年にうわさのチャンネルを結成。90年にBUDDHA BRANDと改名して本格的活動を開始し、96年5月にシングル「人間発電所」でデビュー。ソロとしては98年にアナログ「ISLAND」、翌年のHIBAHIHI名義でのミニ・アルバムを経て、2001年5月にシングル「GALAXY PIMP 3000」を発表。以降、“ill”な言葉を吐露して独自の世界観を形成。数多くの客演やユニット活動のほか、ファッションブランドに関わるなど多才ぶりを発揮。 今現在、Buddha Mafia,Tetrad the Gang of Four,Sexorcistとして活動中。
Libra Records