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西アフリカのハイライフやアフロベアトの強烈な多面リズム(ポリリズム)と、スタジアム・ロックの圧倒的な一体感を融合させた、BPM135(Gメジャー)の爆発的なグローバル・セレブレーション・アンセムです。楽曲は、クリックトラックの無機質さを完全に排除した、ジェンベやコンガによる肉感的で生々しい打楽器アンサンブルのみで幕を開けます。そこへ地を這うように奔る高速なメロディック・ベースと、1970年代のアフロファンクを彷彿とさせるエレキギターの歯切れの良いオフビート・カッティングが加わり、原始的なトランス状態を創出します。4小節ごとにステレオのL/Rの端から爆音で飛び出すトランペットとトロンボーンのホーン・スタブが、スタジアム全体を真夏の狂気へとリフトアップします。
ボーカルは、カリスマ的な熱量で群衆を煽る男性リードのシャウト・シング。サビに突入すると、サラウンドに定位配置された「60人の大群衆による怒涛のコール&レスポンス」が炸裂し、1拍目の重厚なキックと完全に同期した「JUMP」のチャントが、聴き手に強烈な肉体的跳躍(ジャンプ)を強制します。中盤の「スタジアム・コラップス(崩壊)」と名付けられたブリッジでは、メロディ楽器がすべて引き算(サブトラクション)され、加速するパーカッションと無数のハンドクラップだけになり、感情の速度を限界まで高めたのち、フルバンドがブラスの飽和音とともに再突入するカタルシスは圧巻です。近代的なデジタルシンセやK-POPのようなクリーンな光沢を一切拒絶し、最後は楽器がスパッと断ち切られ、スタジアムを包む割れんばかりの歓声の残響だけが、ゆっくりと静寂へと溶けていく孤高の祝祭音楽です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。