

雨は名もなく 夜に降り
街は色を 伏せたまま
光だけが 刹那に走り
すべては すぐに過去になる
過ぎし日の あの言葉が
濡れた空気に 滲みゆく
忘れたふりを 重ねるほど
胸の奥で 低く鳴る
終わった刻を
知っても尚
心だけが
立ち尽くしている
遠雷が まだ鳴っている
届かぬ場所で 密やかに
見えた瞬間に 消えた筈の
光のあとを 追うように
水面(みなも)に揺れる 面影(おもかげ)に
今と昔が 重なって
触れられなかった 温もりが
歪(ゆが)んだ音で 残ってる
声にならず
涙にもならず
ただ 音として
胸に生きる
遠雷は 夜を裂かずに
心ばかりを 震わせる
名残(なごり)ひとつ 抱いたまま
雨の帳(とばり)に 溶けてゆく
光は すでに消え
まだ音は 遅れ
此処へと届く
理解(わか)るまでの
この時こそ
祈りにも似た 静けさ
遠雷の距離で 想いはまだ 鳴る
触れられぬまま 宵(よい)に揺れて
過去と今との 間(あわい)に立ち
この響きを 連れて歩く
雨は軈て 止み
街は息を 取り戻す
それでも胸の奥で
ひとつだけ
遅れて 鳴り続ける
- Lyricist
Japanese Rock -Hiiro-
- Composer
Japanese Rock -Hiiro-
- Producer
Japanese Rock -Hiiro-
- Vocals
Japanese Rock -Hiiro-
- Other Instruments
Japanese Rock -Hiiro-

Listen to Distant Thunder by Japanese Rock -Hiiro-
Streaming / Download
- ⚫︎
Distant Thunder
Japanese Rock -Hiiro-
The quieter the night, the louder the distant thunder echoes.



