

曲がり角を間違えて
迷い込んだ路地裏
視界がひらけた先に
小さな公園
木の葉の上の Ladybug
黙ったまま 僕をみつめてる
"Hey, where are you rushing to?"
そんな声が 風に混ざった
"そんなに急いで なにがしたいの?"
問いかけに胸が詰まって
答えに窮するよ
"I'm too busy, maybe next time."
口癖の先延ばしが
僕の形を少しずつ
薄く消していくみたいだ
Oh, I'm just walking on a detour today
回り道で見つけた
木漏れ日のグラデーション
急ぐほどに失くしていた
自分という存在感
Don't look back, just take it slow
年季の入ったPark 無邪気に走る Kids
懐かしくなって揺らした 錆びたブランコ
"ねぇ お兄さんなにしてるの?"
無垢で本質的な問いが
心に刺さっていく
"なんのために生きているの?"
そう聞こえて また僕は言葉を失う
"なんでもないよ"と笑ってみせたけど
意味のない言葉たちが
僕を軽くしていく
ギシギシと音を立てる
ブランコの金具みたいに
すり減らしながら 生きてきたのかな
だけど道行く人の
さりげない会釈の中に
"You are special, right here, right now"
温かいメッセージが 残っていた
Oh, I'm just walking on a detour today
"何者でもない"と 諦めかけたけれど
削られた心の奥で
重みを増していく命
No turned-back pages, just moving on
"人生に無駄な出会いなんてない"
誰かが言ってた言葉を
今日からは僕の呪文にしよう
"I am who I am."
そう呟いて また歩き出す
回り道したっていいさ
胸を張って歩いていこう
Sweet memory, in this simple detour
- 作詞者
SomAtic
- 作曲者
SomAtic
- プロデューサー
SomAtic
- ソングライター
SomAtic
- リミックス元のアーティスト
SomAtic

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回り道
SomAtic
予定調和な日常から外れた「回り道」で出逢う、本質的な問い。何かに急き立てられる現代社会の中で、無意識にすり減っていく自己の存在感。そんな喪失感と向き合う瞬間を、色褪せた公園の景色とともに叙情的に描き出した一曲。アーバン・ポップスを彷彿とさせるメロウなエレクトリックピアノとアコースティックな温もりが、迷い、立ち止まる大人の背中を優しく肯定する。「何者でもない」自分を受け入れたとき、風景はまた違った色を帯びていく。SomAticが紡ぐ、洗練と哀愁が深く交差するミディアム・ナンバー。
アーティスト情報
SomAtic
ギリシャ語で「身体」を意味するその名は、表現者としての彼の原点である。日々、臨床の現場で数多の「身体(いのち)」と真摯に向き合う医師、SomAtic。 生と死、葛藤と再生。極限の人間模様を見つめ続ける中で、彼自身の身体の奥底から静かに、しかし力強く溢れ出た「言葉」が、一つの作品として形を成す。緻密に編み上げられた、生命の鼓動と共鳴する洗練されたサウンド。そこにあるのは、単なる感情の吐露ではない。医学的な視点と芸術的な感性が交差する場所で紡がれた、生命への深い洞察と慈しみである。医師として、そして一人の表現者として。 SomAticは、聴く者の心に寄り添い、日常の淵に微かな、しかし消えない光を灯し続ける。
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