償い/落陽のジャケット写真

歌詞

償い

THE SIDECAR

「生きたい」と謳うカラスの群れ それに石を投げつける少年が

今日も「死にたい」と嘯く世界に 神様なんて居やしないだろう

虫も殺せないような 菜食主義者の彼も

数ある生命の屍の上に立っている

脈々と受け継がれた 生存本能は

人が忌み嫌う何かを作り上げている

世界がこのままの姿で 幾千年も続くなら

祈り悲しむ唯一の生き物は その先に何を見る

命を運ぶ蟻の群れ いとも容易く踏み付ける生命が

同じ類の命弔う事は 許されて然るべきなのか

「生きたい」と謳うカラスの群れ それに石を投げつける少年が

今日も「死にたい」と嘯く世界に 神様なんていない

ある日 君が死ぬ夢を見た 涙が頬を伝った

人は罪を重ね初めて その手にある幸せに気付く

生きることが償いと知る

  • 作詞

    THE SIDECAR

  • 作曲

    THE SIDECAR

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