

冬の端に 立ち尽くして
息の白さ 数えてた
風が吹いて
遠い日の
君の名前だけ 揺れた
改札抜ける 人の中
みんな何か 急いでて
ポケットの奥
触ったまま
返らない言葉 探してる
あわれだな
恋ってさ
言えないこと ばっかりで
喉の奥で
春を
待ってる
春よ 来るなら まだ来るな
この想いが ほどけるまで
花は 咲かなくて いいからさ
君を待つ僕が ここにいる
夜のコンビニ
灯りだけ
世界を無駄に 照らしてて
通知は来ない
それなのに
期待だけが 残ってる
「元気か」って
打ちかけたままの 文字が
画面の中で
冬をしてる
消すほど
君を 想う
来るって言った
その言葉
信じきれなくて
信じてる
春よ 来るなら 嘘でいい
この心を 置いてけよ
花が散る日が 来てもさ
君を待つ僕は 変わらない
春よ 来るなら 名を呼べよ
この街ごと 溶かすほど
ひとりで抱いた 恋だけど
確かにここで 息をする
風が吹いて
胸の奥で 音ひとつ
君を想えば
春
来た
- 作詞者
ナカケン
- 作曲者
ナカケン
- プロデューサー
ナカケン
- ギター
ナカケン

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春未満
ナカケン
「春未満」は、
歌うというより、つぶやくように始まる一曲。
言葉にならなかった想い、
送らずに消したメッセージ、
夜の街でひとり考えてしまう時間。
そんな感情を、飾らないしゃべり言葉で綴っている。
春を待ちながら、
本当は何を待っていたのか。
その答えが見つかる前の、静かな独白。
アーティスト情報
ナカケン
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