唄芝居ニルノラフのジャケット写真

歌詞

海星と海月

ニルノラフ

流れ星になって

落ちてきたんだ

この海に

水底の月夜は

少し寒くて

静かで心地いいな

海にも月がいたんだ

僕はそいつに乗って

旅に出た

まだ友達と呼べるほど

心許せないけど

なんだか安心するんだ

何処へ行くんだろう

何処へ行きたいんだろう

何処へ行こうとついて行くよ

独りぼっちはもう

嫌なんだ

いつも何も聞かないで

言葉の泡を全肯定

君は海月

波に揺られ

僕を運ぶ

君の声が聞きたくて

君の心が知りたいのに

1+1=1と1で

独り言を呟いているようだ

虚無

雨風襲う海底で

君を見失った

泳ぐ目に映る

ゆらゆら揺れる群れが

全て同じ姿に見えた

君の顔を覚えてない

何処に居るんだろう

どれが君なんだろう

僕は僕の事以外は

わからない

わかろうともしてなかった

いつも何も聞かないで

言葉の泡だけ飛ばして

僕はヒトデナシと言われ

耳を塞ぐ

海なら独りになれると

落ちてはみたが寂しくて

君に出逢えたのに

また繰り返して…

月の光が瞬きをしたんだ

耳馴染みのない声で

耳馴染みのある名前を

呼ぶは海月

頭の上に僕を乗せる

もうその声や姿

手の温みは

二度と忘れたりしないよ

ほんとうさ

だから今一度教えて

君の名前を

  • 作詞

    にる

  • 作曲

    にる

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