歌詞

解けかけた宿望の靴紐は

結び直せない

もう結び直せないよ

背後霊よ

過去を映す残火に

恐れをなす

闇が心を塞いでゆく

排他的な疫病に侵された

傍観魔を常に恐れてる

結果荒んだ心に棲みつく

病原体に僕は侵される

止めどなく押し寄せる根拠無き

世間体に僕は疲弊する

恥も外聞すらも捨てられない

僕の将来には期待しないよ

匿名希望の主義主張は

匿名の権威に踊らされる

テンプレート逸脱した個性は

抑圧された言葉の吐口

極楽浄土も地獄さ

死ぬも生きるも後先救いがない

そんな世界を今日も生き抜いてる

僕は何の為に生きてゆくの？

生きたいと思うほど

死にたいと叫んでいた

死にたいと思うほど

生きたいと足掻いていた

どうしたらいいの

僕であるには

自尊心の無い僕は

消息不明。

本日も意思や感情が

私欲のために食い荒らされる

餓狼は無防備な僕を嘲笑ってる

壊していく

息を殺せ

息が詰まる

その実死を渇望する夜

拘束された歪む情動の膿が

起爆してくの

次第に煮えたぎる胸中

慄く理性に踊らされる

暴虐を極める雑踏に

本能さえ無残に殺された

無自覚も当然有罪さ

心に寄り添うことを疎んだ

そんな世界を今日も生き抜くの？

僕は僕の為に生きてゆくの

死にたい今日は

死んでしまえばいい

生きたい明日は

生きてみればいい

どうでもいいよ

君の未来だろ

君らしく足掻けよ

もういいよ

誰も君を止められない

もういいよ

君の出した答えが正しい筈だろ

賢者の振りした愚者達は

常識を盾に意思を否定する

「諦めるな頑張れ」と

頑張る君から目を背けてる

常識も恥も名声も

明日昇る朝日さえも

捨て去って笑って生き抜いて

今日が今日でどうせ終わるなら

君らしく踊って魅せてよ

生きたいと思うから

悩んでしまうのだろう

死にたいと思うほど

悩んでしまうのだろう

どう生きたっていいよ

君の世界なら

君自身が描いて切り開いていけよ

弱い人間だから

死にたいと思うとか

強い人間だから

生き抜いていけるとか

どうでもいいよ

君の命だろ

君らしく生きてみよう

もういいよ

裸足のままで駆けてゆこう

もういいよ

誰でもない過去の僕はすでに

消息不明。