暁が消えるまで (feat. 初音ミク)のジャケット写真

歌詞

暁が消えるまで (feat. 初音ミク)

kiru

その暁が消えるまで

脳裏に映る鮮明に

振り返る先に見えたもの

焦燥感に駆られてた

揺れていく気持ち抱えて

震えてる手を握り込み

囁きながら空を見上げる

劣等感に包まれて

流れゆく意思を見失い

耳鳴りが不意に襲う頃

儚げな姿

振り返るその先はモノクロ

曖昧だった未来が霞んだ

伸ばしきれずに折れてく右手

『こっちだよ』って言う君の声

目を閉じて塞ぐデッドエンド

突き刺さる言葉の嵐

選択肢は二択

どちらを選ぶ?

無くなれ私

あの暁が消えるまで

私の瞳吸い込んで

焼き尽くすような感情で

灰となり風に消える

あの太陽が昇るまで

掠れた声よどこまでも

夜が明けてく

空と共に溶けていく

欠損しかけた線と点

欠けていた鼓動は消えた

探してみても見つからず

一筋の涙零れ落ちる

落下しても弾け飛ばず

透明ですらもない何か

疑う事すら出来ずに

真夜中に染まる

ため息すら混ざるリフレイン

慌てて右手で口を塞いだ

隙間を辿って漏れてく夜

『忘却だ』って言う嫌な声

両耳を隠しバッドエンド

酷く歪むノイズの雨

消えかける灯り

滲んだ視界

崩れる私

今暗闇が明ける時

高ぶる震えが抑えきれず

燃えたぎるような本能で

散りになり赤く染めて

今煌めきが覗く時

汚れた願い彼方まで

君を照らす

光になる

見上げたまま変わらないで

変わらないで君と空

忘れないで過去と今

立ち尽くし崩れるリピート

見下ろす世界は歪んでいる

肩に冷たい雨が降って

『大丈夫』と言う誰の声?

言葉を失くすエンドロール

身振り手振りコミュニケーション

喪失感でも歌うしかない

暁を見て

この手の中にある意思を

手放す事もあるだろう

何度捨てたのかさえも

忘れたよ

覚えてない

その暁が沈むまで

地面を蹴って走りたい

夜が明けてく

空と共に溶けていく

どこまでも

  • 作詞者

    kiru

  • 作曲者

    kiru

  • プロデューサー

    kiru

  • ボーカル

    初音ミク

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    暁が消えるまで (feat. 初音ミク)

    kiru

夜が明ける直前、
不安や劣等感、衝動が入り混じる瞬間を描いた楽曲。

崩れそうな意識の中で、
消えゆく暁と共に燃え尽きる感情、
それでも手放しきれない意思が描かれていく。

終わりと始まりの狭間で、
立ち止まりながらも前を向こうとする心を切り取った一曲。

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