くたびれた足音が 青を知らせる
都会の横断歩道は モノクロ
スーツという名の鎧に 護られて
行き交う影に 溶け込んでゆく
軋む音が 響いてる
歯車の一部になれる その瞬間
鎧を纏ってさえいれば
疲れた顔を 晒しても
許されるような気がしたよ
誰に認められることもなく
ざわめきのなか ひとり
今日も人混みに 消えていく
待つ人も行くあてさえも 全て無くした
私をあざわらう 青い空
傷の隙間をさす 光の声が
まだ逝くなよと わたしを呼び止める
鎧をぬいだときには
捨てられると信じ いつも震えていた
鎧を纏ってさえいれば
染みついた 血の涙
誤魔化せるような気がしたよ
誰に気付かれることも無く
燃えて輝く命
いつかだれかの花になれ
- 作詞
白川千叶沙
- 作曲
白川千叶沙
- ミキシングエンジニア
kobayashi48
- マスタリングエンジニア
kobayashi48
- ギター
アベセイジ
- ベースギター
アベセイジ
- ドラム
アベセイジ
- シンセサイザー
アベセイジ
- ピアノ
佳代
- バイオリン
アベセイジ
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PARADOX
白川千叶沙
アーティスト情報
白川千叶沙
シンガーソングライター。滋賀県立石山高等学校 音楽科 声楽専攻 卒業。佛教大学文学部 日本文学科 卒業。歌詞を文学として研究。13歳からVictor音楽研究会にて演歌歌謡を学ぶ。全国歌謡大会決勝一位。ロック・ラテン・ジャズ等 多ジャンルの音楽活動を経て現在はソロで活動中。
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