Before Dawnのジャケット写真

歌詞

Sakura

Luna

桜の粉雪が光に溶けて、世界が白く息をした。

胸元のリボンの結び目が指先に食い込んで痛くて

スマホの光が連写の波になって空へ跳ね上がった

写真のフラッシュが光の粒になって空へ噴き上がって

胸の奥に溜め込んだ言葉が花みたいに震えて揺れて

拍手の波がやけに遠く響いて景色が少し揺れて

名前を呼ばれるたび心臓が真っ直ぐ跳ね返って

今日だけは前を向きたかったのに声が追いつかなくて

それでも逃げないって胸の奥が確かに叫んでいた

うまく言えなくても、歩き出したかった

桜の下でやっと言葉になった気がして

震える心臓が未来を叩いて開けて

涙を隠すように風が頬を切り抜けて

名前を呼ぶ声が空へ高く消えていった

もう前だけを

見ていくよ

卒業証書の紙の重さが未来の予告編みたいで

壇上へ伸びた影がまっすぐ明日へ続いていて

誰かの笑い声が風に跳ね返って透明に弾けて

桜の花びらが雪みたいに肩へ降り積もって

整列の列が動き出してもう戻れなくて

校舎の窓が朝の光を跳ね返して目が痛いほど眩しくて

花びらが指先で揺れるみたいに心が波打って

息継ぎ一度もしないまま季節が走り出した

届かなくても届けたかった

桜の下でやっと言葉になった気がして

震える心臓が未来を叩いて開けて

涙の跡まで光に変わってきらめいて

名前を呼ぶ声が背中を押してくれた

もう前だけを

見ていくよ

風が背中を押して景色が全部流れていって

気づいたら涙より速く足が前へ飛び出して

言えなかった言葉ごと抱きしめて走り出した

桜の空の下で、もう振り返らないって決めた

チャイムの音が割れて空気が震えて

世界が白く燃えて何も見えなくて

涙が光に変わって空へ舞い上がって

花びらみたいに高く飛んでいった

終わりじゃなかったんだ

ここから始まっていく

歩き出す

歩き出す

  • 作詞者

    Sakaki

  • 作曲者

    Sakaki

  • プロデューサー

    Sakaki

  • ボーカル

    Luna

Before Dawnのジャケット写真

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夜明け前、胸の奥が震える瞬間を切り取ったコンセプトアルバム。
エモーショナルなピアノロック、青春の痛みを描くemo rock、
そしてglitchサウンドと高速ボカロが突き抜けるサウンドで構成。

別れ、焦燥、決意、希望。
桜の花びらが舞う空の下、交差点で踏み出す一歩を描いた
“夜明け前の物語”――Before Dawn。

夜明けはすぐそこに。

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