歌詞

幼い頃に憧れたのが何だったのか

今となっちゃもうわからないが

現実にぶつかったって関係ないような

無鉄砲だった僕が遠く昔のようだ

落ちぶれちまった夢たちが睨んでいる

あの頃のお前を思い出せと哀訴している

見るものすべてが輝いた純粋な心が

惹かれるままに生きていたあの頃を

馬鹿にされるようなことに

夢中になって　大人になって

草臥れた頭で想い出した

それぐらいがちょうど良かったのさ

着飾らないありのままの感性を

一心不乱に振りかざして

楽しくてしょうがなかったあの

懐古的日常へ

今、戻っちまえばいい

さぁバカになってアホになって

お、お、お

何もかも忘れちまえばいいのさ

馬鹿になって阿呆になって

無我夢中になって

笑っていられりゃいいんだ

ああ莫迦の一つ覚え

何か一つのためだけにただ突っ走っていた

確かに前だけを見据えていたつもりだった

それがどうだ闇雲に進んだツケが回って来て

一寸先も見えなくなったブレブレのイデオロギー

今まで積み上げてきたものは

屑になって　崩れ去って

どれほどがこの手に残っただろう

何にもないのさ　それで良いだろう

いつだって手を伸ばせるように

いらない物捨てて　肩の荷下ろして

新しい夢を見つけに行こう

いつだって僕らは生きてさえいれば

旅立てるのだから

さぁバカみたいに一途になって

お、お、お

焦がれるほどの衝動に任せりゃいいのさ

馬鹿になって阿呆になって

無我夢中になって

夢を追い続けるのさ

諦め悪くてもいいのさ

それしか知らないから

ああ莫迦の一つ覚え