Tokyo Front Cover

Lyric

Tokyo

anzu ameno

私がいかにちっぽけだったかこの街がよく教えてくれる

小学生でもらった賞状が今でも宝物なんだ

何も成し遂げられず今日が終わって明日も同じ繰り返しです

頑張りは形にならないまま空に浮かんで溶けていった

何者にもなれない私

惨めだなあ もう辞めちゃおうかなあ

なんでこんなに東京はうざいくらい綺麗なのかなあ

20を過ぎてやっと気付いた どうやらここは息苦しい街らしい

流れに合わせて泳ぐことでしか認められない気がして

聳え立つビルの影にほっとして今日も同じ繰り返しです

それでいいんじゃないかってちょっと思えたんだ

何者にもなれない私

ああ偉いなあ 頑張ってるよなあ

きっと私の今日の涙が東京を灯している

うるさいくらいの人の声 鳴り止まない電話の音

全員が敵に見えて苦しくて苦しくて

慌ただしく消える足跡 走り去っていく電車のベル

あの日見上げた空はひどく真っ黒だった

何者にもなれない私

惨めだなあ もう辞めちゃおうかなあ

なんでこんなに東京はうざいくらい

何者にもなれない私

ああ偉いなあ 頑張ってるよなあ

空が真っ黒な分だけうざいくらい綺麗なんだなあ

  • Lyricist

    anzu ameno

  • Composer

    anzu ameno

  • Mixing Engineer

    oniku

  • Mastering Engineer

    oniku

  • Guitar

    nobu

  • Bass Guitar

    nobu

  • Drums

    nobu

  • Synthesizer

    nobu

Tokyo Front Cover

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    Tokyo

    anzu ameno

Artist Profile

  • anzu ameno

    雨ノ杏 1998年8月21日生まれ。東京都出身。 葛藤、孤独、迷い——そんな“生きづらさ”を正面から見つめ、言葉と音に変えて届けるアーティスト。 幼少期から自身の特性や人間関係に悩み、生きづらさを抱えながら過ごす。大学卒業後は正社員として働くも、同じく生きづらさを抱える人に音楽を届けたい想いから作詞作曲を始める。 全楽曲の作詞・作曲に加え、ジャケット写真やMV制作までを一貫して自ら手掛けるセルフプロデュース型アーティストとして活動。 自身の感情や記憶を軸に、心を削るようなリアルな歌を紡ぎ、独自の世界観を作り上げる。 また、ひとり旅を愛するバイク乗りとしても活動中。YouTube「あめのばいく」では、愛車グラストラッカーとともに日本各地を旅する様子をモトブログとして発信。楽曲からは想像できないような、親しみやすい自由な口調が注目を集め、投稿開始2ヶ月で登録者1,000人を超え、現在は3,000人と着々と人気を伸ばしている。 2024年より本格的に音楽活動をスタートし、代表曲『懺悔』『虐げられる者たちへ』『路頭』『P/you』などを次々と発表。 2025年には『ヤマアラシ』を自ら制作したMVと同時リリースし、心締め付けられる映像表現に反響を呼んでいる。

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