歌詞

早く起きて　遅刻しちゃうって　なぜ僕より焦ってる朝

毎日欠かさず作ってくれる味噌汁が　ずっと僕の一番で

もう二度と…なんて　思ったことなかった

大人になるって　よく解らなくて

数えきれない程の心配かけて　やっと気づいた

僕が生まれるずっと前から　あなたは苦しんで

僕が1人で立てるようになるまでだって　辛い事耐えて

もう料理することもできずに　床に就いたあなたに

僕は何もすることが出来なくて　ただ明日を祈ってる

いたずらも　悪さも　言うこと聞かなくって怒られた日も

大嫌いって家飛び出した夜も　いつもどこかで信じてた

絆や愛なんて　言葉にしなくても分かった

大人になるって　実感がなくて

計り知れない程不安にさせて　やっと気づいた

あなたがくれた名前(初めての音)に　僕は喜んで

あなたがくれる何気ない日々が宝物で　幸せ溢れて

大きかったはずの手を包み　はなせずに居る僕に

あなたは何も言おうとはしてなくて　ただこの手を握ってる

もう会えないだなんて僕から言えなくって

それでもあなたは　きっと総て知っていて

今も変わらず行ってらっしゃいと　優しく背中押すんだ

あなたの元にまた帰るいつかを　ただいまを誓うからさ

頑張ってるねなんて褒めないでよ　泣かないって決めたのにさ

あなたの心(ここ)に何か贈れてるといいな　僕の鼓動の意味を

抱えてる想いは　想像できないほど暗く重いはずなのに

頭を撫でるあなたの手は　あの頃のまま　温かいまま