Lyric

どれだけの時を過ごしただろう

長さなんて関係ないか

ふわっと香るその匂い

好きではないな　苦しくなるの

真似をして吸い込んだ

肺の中は満たされていく

心の中は空っぽなのに

ぷかぷかとゆらゆらと　煙に巻かれていく

大嫌いなんだよ　髪も臭くなるし

大好きな君のため　努力をしたけれど

君が好き＝許せるではなかった

どうすればいいの

君の言葉ひとつで僕は　何にだってなれるんだ

スーパーヒーローみたいだと言えば

君を守ることだって出来る

煙の中から現れたら　あたかも強そうだろ

そう言ってタバコを吸ったんだ

近づきたい　近づきたい

ただそれだけだった

君が好きなもの　好きになったフリ

そうすれば振り向いてくれると思っていた

次第に僕は自分を失って　君に巻かれていく

ぷかぷかとゆらゆらと

ぷかぷかとゆらゆらと　意識が遠のいて

わからないんだよ　僕はどこに行くの？

ぷかぷかとゆらゆらと　君もいなくなった

残されたものはメビウスの香りと白くなった僕だ