

名ばかりの春
悴む手を握ってくれた
あなたの横顔が好きだった
汚れた雪道を歩く
誰かの足跡をなぞって
カラスの鳴き声が
鉛のような心の奥を突き刺した
出会いと別れの季節だとか
言ってしまえばそりゃ楽なものだ
あなたと渡った歩道橋で
今日もまた立ち止まってしまった
名ばかりの春
悴む手をポケットにしまって
向かい風に意味もなく逆らっていた
あなたのいない色のないか町で
私はどう笑って泣けばいいんだろう
情けないよな
ぼやけた黒板の前で
あなただけに焦点があった
碌に文字を書けやしなかった
いつかの4月の今日はまだ
陽だまりの中だ
出会いと別れの季節だとか
言ってしまえば飲み込めるものか
枯れた言葉並べるだけじゃ
あなたを想うことすら虚しくて
忘れられないとわかっていたけど
刹那に溢れてしまったら最後
名ばかりの春
悴む手を握ってくれた
あなたの横顔が好きだった
名ばかりの春
悴む手をポケットにしまって
向かい風に意味もなく逆らっていた
あなたのいない色のない町で
私はどう笑って泣けばいいんだろ
情けないよな
- Lyricist
ishigaki
- Composer
ishigaki, YURI
- Recording Engineer
stuoom studio
- Mixing Engineer
stuoom studio
- Mastering Engineer
stuoom studio
- Guitar
MAYONEKO, HIDE
- Bass Guitar
HAYAO
- Drums
MAYONEKO
- Keyboards
YURI
- Vocals
MAYONEKO
- Adapter
YURI

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Spring in name only
MAYONEKO