

【第1節】
よるのまちに ひびいたメロディ
どこかでキいた おぼえがあって
ナマえもだれのうたかも
もう わからないのに
【第2節】
あのころのぼくは なにをおもって
このうたを くりかえしキいてた
えらべなかったミライと
すこしこわかった あす
【プレコーラス】
たちどまった そのしゅんかん
ときがすこし もどったみたいで
ナミダのリユウも
わからないまま
【コーラス】
ムカしよくキいていたキョクが
よるにナガれてきただけで
ワスれたはずのキモチが
こんなに あふれてくる
うたはなにもいわないのに
こころのナマえをよんでくる
あのひのぼくが
よるのなかで わらってた
【第3節】
すれちがうひとのカゲ
ネオンがゆれるみち
かわったはずのセカイで
かわらず のこってたおと
【プレコーラス2】
もどれないと しっていても
このうたが つないでくれた
なくしたジカンの
ぬくもりだけ
【最終コーラス】
ムカしよくキいていたキョクは
もう ムカしのままじゃない
いまのぼくがキくから
ちがうイミをもつ
ナマえのないこのメロディ
それでもたしかに
あのひと あのよる
ぼくを つくっていた
【アウトロ】
よるのまちに きえていく
なつかしいおと
ぼくはしずかに
また あるきだす
- 作詞者
Aomaboroshi(青幻)
- 作曲者
Aomaboroshi(青幻)
- プロデューサー
Aomaboroshi(青幻)
- ミキシングエンジニア
Aomaboroshi(青幻)
- マスタリングエンジニア
Aomaboroshi(青幻)
- グラフィックデザイン
Aomaboroshi(青幻)
- プログラミング
Aomaboroshi(青幻)

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ムカしよくキいていたキョクがナガれたよる
Aomaboroshi(青幻)
夜の街に、ふいに流れてきた一曲。
それは、昔よく聴いていたはずの、
もう名前も思い出せない歌だった。
メロディに触れた瞬間、
忘れたと思っていた記憶が、
音と一緒に胸の奥へ戻ってくる。
言葉にならなかった想いも、
当時の景色も、そのままの温度で。
穏やかなピアノと、控えめなビートが重なり、
“思い出すこと”そのものを静かに肯定していく。
Aomaboroshi が描く、
音楽と記憶が交差する夜の物語。
アーティスト情報
Aomaboroshi(青幻)
Aomaboroshi(青幻) は、 「幻想と現実のあわいに揺れる心」をテーマに活動する音楽プロジェクト。 霧、雨、光、そして季節の記憶—— 日常の中にある儚い瞬間を、 男女それぞれのボーカルを通して描く。 繊細なメロディと詩的な言葉が紡ぐ物語は、 まるでアニメのエンディングや映画のワンシーンのように、 静かに心の奥に残る。 演歌で培った情感と日本語の美しさをベースに、 J-POP、アニメバラード、シティポップの世界へ。 Aomaboroshiは、音楽で“人の記憶”を描くアートプロジェクトです。 ― 「音の幻が、あなたの記憶に届きますように。」
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