Lyric

錆び付いた車輪 軋むメモリー どこまでも続くビルの街

でこぼこの地面を漕ぎ出して 夢中で思い焦がした帰り道

浮ついたまま 踏み込むペダル 向こう側の岸 睨んでる

ピカピカの自転車でとばして 理想だけ羽ばたいた河川敷

今だってはるか遠くへ 飛べる気がして 飛べないって悟る

焦れったいや

空っぽになるまで自分探しの旅

ほこり被った物置小屋 溢れんばかりの陽射し入れて

たぶん、そう、つい、さっきまで 僕らは夢を見てた

ビルの影がそこから遠くへ連れ去った気がした しただけさ

意味の無いことを 飽きるまで全力でやり込んで

かけがえのない夢を描いてた ピュアに走ってた

今でも間に合うはずさ 前だけ向いて風をきって

周りの目が突き刺さる 明日もきっと晴れる

夕方5時半過ぎに近く感じた夕陽

それがきっと答えだろう 夢中で踏み込んだペダル

空っぽになるまで自分探しの旅

ほこり被った無邪気な夢 恥ずかしがらずピカピカに磨いて

たぶん、そう、この先ずっと 僕らは夢を見ていられる

あの日のままで そしたらいつか、行けるさ…