時空のジャケット写真

歌詞

日記と原稿用紙

コトノハ

昨日、少し窓を開けた

何処かの家が扉を開けた

この六畳間に塵が積もる

水を一つ口に入れた

いつもの水なのに

あの夏の味がしていた

風をすらっと通り抜けて

君の顔が近くにいる

後ろめたいよこんなこと

書き留めたところでさ

吐いた、書いた感情が

君の言葉になって行く

書いて、描いて行かないと

もう気が済まないのさ

だから書いて、書いてこのペンを

その紙に擦り合わせて

一つ書いた、できたこの夏も

いつかの君に宛てて

足りない何かを足した

分からないのに足した

幾つか僕に線を引いた

尖らないように削った

気づかないうちに夕陽になった

いつからあった海の興味

気づけば僕はプールサイド

君も何か口にする

僕に聞こえないように

吐いた、書いた感情が

僕の形になって行く

書いて描いて行かないと

忘れられてしまうから

だから書いて、書いてこのペンの

先が丸くなるまで

そして僕の心の先も

このまま歪ませてよ

吐いた、書いた感情を

形にして忘れて

書いて、描いて行かないと

僕が泣きたくなるから

だから書いて、書いてそのペンを

もう捨てていいから

一つ書いてできたこの夏を

いつかの僕に宛てて

風が部屋に入り込んだ

揺らめく陰に声を出して

何処かの家が扉を閉めた

  • 作詞者

    音海時雨

  • 作曲者

    音海時雨

  • プロデューサー

    音海時雨

  • ミキシングエンジニア

    音海時雨

  • マスタリングエンジニア

    音海時雨

  • ギター

    音海時雨

  • ボーカル

    シア

時空のジャケット写真

コトノハ の“日記と原稿用紙”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

"