

君を思い描いたんだ
僕の心のずっと先にいる
君にはなれないんだ
淡い記憶が頭を巡る
花が咲いてる
池に僕が映る
少しだけ 少しだけ
君の声がした
僕はこの古い記憶だけを
縋っている
だけどもういいよ
君の顔ももう、薄くなっていく
嫌いになりたい
でも嫌いになれないよ
どの街も冷たい目線に
疲れてしまったら
君は「ここはそんな世界だ」って
そしたらきっと諦めつくから
夏の道を歩いていた
鼻を通る、夏影が踊る
君の涙を一つ呑んで
僕は君の全てを知ってしまいたい
記憶に縋る僕は馬鹿だ
君を知る僕も愚昧だ
目に付く君も嫌いだ
そうだ全部嫌いなんだ
そう割り切っていたい
だからもういいよ
君の顔がもう、溶けて消えていく
あの向こうに咲く 花の名前を
ぐちゃぐちゃの心一つもう
投げ捨てられたら
幸せな人生だった
なんて言える訳が無い
全部もういいよ
もう良いんだよ、諦めがついたよ
少女、ねぇ君は
ああ、もう少女じゃないか
どの顔も冷たい視線に
疲れていたんだもう
僕の手に一粒の水
そしたらこの世界もさよならだ
それは私の方だ
- 作詞者
音海時雨
- 作曲者
音海時雨
- プロデューサー
音海時雨
- ミキシングエンジニア
音海時雨
- マスタリングエンジニア
音海時雨
- ギター
音海時雨
- ボーカル
シア

コトノハ の“影”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
自由詩
コトノハ
- 2
下降
コトノハ
- 3
日記と原稿用紙
コトノハ
- 4
春の海
コトノハ
- 5
独奏
コトノハ
- ⚫︎
影
コトノハ
- 7
薄明
コトノハ
- 8
なりたいように
コトノハ
- 9
芸術に拍手
コトノハ
- 10
凪いで
コトノハ
- 11
いつかの夏
コトノハ
- 12
夏のあとに
コトノハ
- 13
あの頃の戻り方
コトノハ
- 14
孤独
コトノハ
アーティスト情報
コトノハ
2023年7月に結成された音楽ユニット「コトノハ」。 作詞作曲 ‘音海時雨’ とボーカル ‘シア’ で構成。 持ち前の「音海時雨サウンド」とシアの歌声でコトノハの世界観に引き込まれる。 コトノハの紡ぐ一曲一曲が大きな物語へと変わっていく。
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