

(ソイヤ! ソイヤ!)
(ヨイヤサ! ヨイヤサ!)
さあさあ今宵は 妖の宴
夜明けまでは——帰しゃせぬ!
暮六(くれむつ)の鐘 鳴り止めば
朱き提灯 ひとりでに灯る
笛の音ひとつ 誘うままに
鳥居をくぐれば そこは異界
狐が笑えば 天狗が舞って
猫又 尻尾で拍子を取る
鬼が盃 掲げて叫ぶ
「人の子ひとり! 迷い込んだぞ!」
ドンと鳴らせや 腹の底まで
笛よ響けや 月を裂くほど
逃げ道なんぞ とうに消えた
ならば今宵——
踊るが勝ちよ!
妖宴じゃ! 妖宴じゃ!
踊れや踊れ 夜の果て
袖を振れ振れ 髪を乱せ
百鬼の列へ 混ざりゃんせ!
妖宴じゃ! 妖宴じゃ!
太鼓を叩け 地を揺らせ
人も妖も 今宵は同じ
朝日が昇るまで——
ヨイヤサ! ヨイヤサ!
ろくろの首が 空から覗(のぞ)き
河童は徳利(とっくり) 抱えて千鳥足
からかさ小僧は くるくる回り
一反木綿が 夜空を泳ぐ
境内(けいだい)いっぱい 笑い声
誰が生者で 誰が死者か
そんなことなど どうでもよかろう
今宵はすべて 祭りの客じゃ!
カンと鳴らせや 鉦(かね)の音高く
三味線掻き鳴らせ 指が切れるまで
明日のことなど 朝日にくれてやれ
今はただ——
狂えや狂え!
妖宴じゃ! 妖宴じゃ!
踊れや踊れ 夜の果て
狐火揺らして 影を連れ
百鬼の列は まだ終わらぬ!
妖宴じゃ! 妖宴じゃ!
杯掲げ 声を上げろ
鬼も天狗も 手の鳴る方へ
夜明けを忘れて——
ヨイヤサ! ヨイヤサ!
「まだ踊れるか!」
(ソイヤ!!)
「まだ飲めるか!」
(ソイヤ!!)
「人の子よ!」
(ヨイヤサ!!)
「帰りたいか!」
「帰るもんか!!」
妖宴じゃ! 妖宴じゃ!
踊れや踊れ 夜を越せ
命も名前も 今は忘れて
百鬼と共に 舞い狂え!
妖宴じゃ! 妖宴じゃ!
太鼓よ響け 天を衝け
東の空が 白むその時
妖たちは 笑って消える
祭囃子(まつりばやし)が 遠ざかり
気づけばひとり 鳥居の前
夢だったのかと 振り返れば——
手の中ひとつ
鬼の盃(さかずき)。
……また今宵。
(また今宵!)
- 作詞者
LUMI和音
- 作曲者
LUMI和音
- プロデューサー
LUMI和音
- リミキサー
LUMI和音
- ボーカル
LUMI和音

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神懸-KAMIGAKARI- (Original Track)
LUMI和音
- 2
狂華-KYOUKA- (Original Tarck)
LUMI和音
- 3
自業自得-JIGOUJITOKU- (Original Track)
LUMI和音
- 4
鬼哭-KIKOKU- (Original Track)
LUMI和音
- ⚫︎
妖宴 -YOUEN- (Original Track)
LUMI和音
『神懸 -KAMIGAKARI-』は、和の美しさと狂気、そして内に宿る激情を描いたLUMI 和音 -WAON- の5曲入り作品。
神に憑かれたように音へ身を委ねる「神懸」から、咲き乱れる狂気を描く「狂華」、胸の奥から響く叫び「鬼哭」、妖しく華やかな夜へ誘う「妖宴」、そしてすべての因果を叩き返す「自業自得」へ。
三味線、尺八、和太鼓などの和楽器と、激しく現代的なロックサウンドが交差し、美しさの奥に潜む“鬼”を呼び醒ます。
妖しく、激しく、そして華やかに。
これは、己のままに咲き誇るための五つの物語。
LUMI 和音 -WAON-『神懸 -KAMIGAKARI-』
アーティスト情報
LUMI和音
LUMI 和音 -WAON- 和の美しさに、妖艶さ、狂気、切なさ、そして心に宿る激情を重ねた音楽プロジェクト。 三味線や尺八などの和楽器を取り入れたサウンドを軸に、花魁、妖怪、月夜、桜、祭囃子―― 幻想的な「和」の世界を、ロックやバラードなどさまざまな音で描く。 美しく、激しく、ときに儚く。 物語を聴くように楽しめる楽曲とともに、LUMI独自の“和音”の世界を届けます。 ――宵の華が咲けば、宴の始まり。 ヨイヤサ。
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