

青空の下今も思い出す 水溜りに映った君の顔
冷たい氷閉じ込めてみても 眩しい日差し、汗が蒸し返す
まだどこか知らない遠くへ行こう
路地裏走った 夏の日
くたびれたサンダルで どこまででも行けると思った
残された僕らだけ 世界溶けて陽炎揺れた
蝉の鳴く声、夕暮れ、笑った声も
あの日の僕らの夏を探した
雨上がりまだ濡れたハンドルを 躊躇いもせず握り走り出す
夕立がやむまでお話ししよう 炭酸の抜けたサイダー
いるはずのない君に思い馳せる すべてが変わって
今になって僕ひとり 視界溶けて揺れてく
君はもうひとりでそのまま飲み干せるの?
それすら、今では君を知らない
遠い空覆う白い雲 倒れそうになるほど眩む日に
口ずさむ君の鼻歌が もう蝉の声の中消えてゆく
湿った空気を、滴る汗を、繰り返す時を誤魔化す
ふと見えた瞳から 逸らせなくて戸惑う僕と
何事もないように 青い氷菓頬張る君と
追いかけてゆく 確かに笑った日々を
大人になれない僕の夏だった
- Lyricist
Iru Shiraha
- Composer
TakaZi
- Recording Engineer
God-i
- Vocals
Iru Shiraha

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Recollection
Iru Shiraha
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Iru Shiraha
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