歌詞

手首にぶら下げた半透明の手錠

鍵は何処へやら 見失ったままで

絶えず降り注ぐ言の葉の雨に

打たれて濡れた肩は震えたまま

君の優しさが首を絞めると

振り解いた

今日も僕が独りきり描いた世界は

温度も色もないままで　悲しみに満ちて

何処にいるかも教えてくれない

神様に祈るのか

絶えず突き刺さる不条理の棘に

刺されて傷だらけの肌を擦る

君の涙が纏う意味にも

気付いたから

夢の中でさえも素直になれない僕は

曖昧さを嫌い触れようとする

曇っているのは世界の方か

それとも自分の眼か

今日も僕が一人きり描いた世界は

やがて時とともに　色褪せたとしても

何処にいるかも教えてくれない

カミサマよりも君と

どうかこの先もずっと側にいて

どうか二人が離れないようにと願う