

何もない日が
一番幸せだっていう歌があった
その時は
そうなのかなって
それくらいに思っていたけど
今なら少しわかるんだよ
何も起こらない一日を
退屈だって呼べることが
たぶん幸せだったんだ
十年前に住んでた住所は
今でも何も見ずに言えるのに
今の住所を書くときは
スマホを開いて確認してる
昨日のことは忘れるくせに
もう会わない人の言葉だけ
どうしてこんなに残ってるんだろう
生きるって
失うことじゃなく
失ったものが
変わっていくことなのかもしれない
忘れたくないものを忘れて
忘れたいものが残って
それでも時間は
勝手に続きを連れてくる
忘れられないと思っていたことを
いつの間にか思い出さなくなった
捨てられないと思っていたものも
ある朝なんとなく捨てられた
どうでもいいと思っていた一日を
何年も経ってから
もう一度ほしくなったりする
あの日があったから
今があるなんて
そんな綺麗なことは言えないけど
あの日には見えなかったものが
今なら見えることもある
生きるって
失うことじゃなく
失ったものが
変わっていくことなのかもしれない
人生はきっと
答えが来るのが遅すぎる
だから今日わからないことは
今日わからないまま
置いていけばいい
ねぇ 君の大切なものはなに?
命よりも大切なの?
でも
産まれてきたから
それを大切だと思えたんでしょう?
それならさ
どっちも大切で
いいんじゃない?
だって明日のことなんて
誰もわかりやしない
今日笑っていても
明日は泣いてるかもしれない
そのうち
持てなくなった荷物を
ひとつずつ降ろしながら
名前も忘れた誰かの言葉を
突然思い出したりして
やがてやってくるあの日には
きっとこう思う気がしてる
生きててよかったかなんて
やっぱわからないよ
悔しかったことも
失くしたものも
最後まで許せなかったこともある
それでも
産まれてきてよかったなって
- 作詞者
しゅか / Room no.38
- 作曲者
しゅか / Room no.38
- プロデューサー
しゅか / Room no.38
- ギター
しゅか / Room no.38
- ベースギター
しゅか / Room no.38
- ドラム
しゅか / Room no.38
- キーボード
しゅか / Room no.38
- ボーカル
しゅか / Room no.38
- その他の楽器
しゅか / Room no.38

しゅか / Room no.38 の“産まれてしまった世界で生きていくには”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
産まれてしまった世界で生きていくには
しゅか / Room no.38
産まれてしまった世界で、生きていくには。
忘れたくないものを忘れて、
忘れたいものだけが残ります。
失ったものは、なくなるのではなくて、
時間の中で少しずつ形を変えていくのかもしれません。
生きててよかったかなんて、
最後までわからないかもしれません。
それでもいつか、
「産まれてきてよかったな」
そう思える日があれば、それでいいと思います。
アーティスト情報
しゅか / Room no.38
しゅか / Room no.38です。 J-POPやHIPHOPを軸にしながら、 感情をそのまま吐き出すのではなく、 感情が揺れ、壊れ、歪んでいく「過程」を言葉にしています。 癒しや答えを用意することよりも、 触れられなかった部分や曖昧な途中経過を、 そのまま残す表現を大切にしています。 音楽は、感情を盛り上げるためのものではなく、 思考が進んでいくためのリズムだと考えています。 バラード、rock、EDM、K-POPなど、 表現に合う形を選びながらジャンルを横断しています。 わかりやすさより誠実さを。 完成より現在地を。 この音と言葉は、 自分探しの物語ではなく、 「いま、ここで生きている」ことの記録です。 楽曲の形はバラード、EDM、HIPHOPなどに限定せず、 詩を起点に、必要な音を選んでいます。 わたしにしか書けない唯一無二を大切にしています。
しゅか / Room no.38の他のリリース



