エレクトリック・ギターのための多次元音響

2021年3月、日本を代表するドラマー村上“ポンタ”秀一氏の突然の訃報を受け、インストゥルメンタルユニット“Drum Symphony”として活動を共にしたギタリスト日下義昭が氏に対する感謝の気持ちを形にすべくコロナ禍にリモートで着手していた完全未発表曲のほか、Drum Symphonyのライブで磨き上げられた楽曲群と氏に捧げる「Requiem」で構成した追悼作品。

アルバム『Drum Symphony』(2019)でも手腕を振るった国内屈指のサウンドクリエイター、村山晋一郎氏が共同アレンジ、ミックスで全面参加。

「Requiem」にはポンタ氏のほかテリー・ボジオ氏との共演経験もある技巧派ギタリストの山崎淳氏、MISIAをはじめ数多くの著名アーティストをサポートしている名手、鈴木健治氏をゲストに迎え、トリプルギターで天国に向けた重厚なハーモニーを創出。