黒祷の葬送師のジャケット写真

歌詞

月影の告解室

Story Sound-notes

月影が床を縫う

古い木が息をする

ここは夜だけ開く

聖壇の隅に座る

指先は冷たく静か

祈りの言葉は少なくていい

胸の拍だけ数えている

名を奪われた夜のあと

私は私を呼び戻す

闇の奥で鐘が一度

道は細いが途切れていない

赦してではなく 戻してほしい

私の名前をここへ戻してほしい

祈りは拍になる 月が数える

五つの合図で扉が開く

光よ近づけ 影は離れて

この告解室で声を返して

ステンドは色を失い

銀の埃が風になる

ハープの線が空を描き

低い笛が道をならす

足音はひかえめでいい

夜は静けさを選んでいる

闇の奥で鐘が二度

涙は落ちずに歌へ変わる

赦してではなく 戻してほしい

私の名前をここへ戻してほしい

祈りは拍になる 月が数える

五つの合図で扉が開く

光よ近づけ 影は離れて

この告解室で声を返して

息をそろえる 胸に手を置く

過去と未来の間に立つ

暗さは穴じゃない 道になれ

黒い祈祷が白へほどける

赦してではなく 戻してほしい

私の名前をここへ戻してほしい

祈りは拍になる 月が数える

五つの合図で扉が開く

光よここへ 今夜を超えて

この告解室で私を返して

月影が床を離れ

扉は静かに閉じる

胸の内だけ 灯りが残る

  • 作詞者

    Story Sound-notes

  • 作曲者

    Story Sound-notes

  • プロデューサー

    Story Sound-notes

  • その他の楽器

    Story Sound-notes

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