歌詞

甘く緩い心が痛むのは

昨夜からの落雷の名残か

懐かしくとも戸惑いが

川を跳ねる雷魚のように

物憂げな波紋を落とした夏の朝

捕食する雷魚に魅せられて

夕べからのざわめきの正体は

青いインクを溶かしたような

美しき心模様に

今はただあなたとの日々を映しては

全て無くしたら　あなたを想うなら

落雷に逃げる雷魚が藍空を呼ぶなら

全て忘れたら　あなたを想うように

忘響に逃げる私の胸を掻く傷跡

午前四時の瞬きの間に

夕べ落ちた落雷の名残だ

夢のスーツで散りばめた

星屑を確かめたくて

消えそうな全ての世界をたぐるのさ

全て無くしたら　あなたを想うなら

落雷に逃げる雷魚が藍空を呼ぶなら

全て忘れたら　あなたを想うように

望郷に逃げる雷魚が川を登るように