歌詞

生活の延長線で僕は

空白になった

記憶をただ見つめて

この街の水平線の

輪郭を書き足して

溢れそうな

孤独を描いては

歌ってる

狂ってしまうのは

ずっと簡単で

正しさはいつも

一つじゃないから

歪んだフラスコの奥の

そのまた奥の

あなたを見つめていたんだ

揺れる揺れる視界に僕は

消える夏の影の様な

拙い心に触れてる

何度も、書き足して書き足して

それでもどうも足んなくて

鮮やかな青色で目が眩む

掻き消して掻き消して

全部、壊してしまう様な

妄想現実狂信症の

孤独を吐き出してしまうような

脳天　突き刺すような

最終回を

僕は歌っている。

三分間はどうかな？

革命前夜の今日を満たして

絶望も喪失も

すべて解のない

世界みたいだ。

ねぇ？

水彩で情景を

描く様な

空想で僕は

この街を抜け出して

緩やかに

灰になって

いつか消える様な

命でさえも

大事に抱えている

全部壊して

花束の様な

鮮やかな命を

ずっと探している

こんな3分間の

現実逃避はどうかな？

最終回の様な

数秒間を

僕は探している

心拍　突き刺す様な

心音　かき消すような未来で

絶望も喪失も

僕の世界であって

僕の全部で

揺れる揺れる

フラスコの奥で遠く　煌めいている