歌詞

例えば僕の姿が変わって

それを僕と呼べるだろうか？

僕を僕たらしめる心は

僕をずっとを苦しめるそれは？

例えば　深い白昼夢の様な

頭の奥で外側の僕をみていた

この心ではない　胸をつかんだ痛みが

僕を僕と呼べる

体の場所を模った。

それはいつかの

トートロジーみたいに

繰り返す言葉の中にあった

それはただ

幾何学の解に落とせない

空白の証明だ

例えばこんな命を謳って

それが僕と言えるだろうか？

僕が僕であるその理由は？

この命に意味をつけるなら？

可視化した　才は何色か？

それはきっと　紗幕のような

色を欠いた　世界になっている

僕の正体を。

清濁もないこの舞台に

はみ出した僕は偽物か？

正解もないこの痛みを

ただ謳ってる

生活の奥のその奥に

擬態した　自壊の最後は

肥大した自愛の哀の解

まるでこんな音楽のようだ

例えば僕に何も無いとして

それを君は笑うだろうか？

この胸を満たすその言葉は？

ほんの少し愛に似ていた

例えば君の命がおわって

この瞼は燃えるだろうか？

僕を僕たらしめる心は

僕をずっとを苦しめるこれは？

可視化した　命の形は？

それはきっと　鉛のような

色を欠いた　肢体になっている

例えば僕の世界が変わって

無彩色のこの夢から起こして

例えば僕の姿が変わって