歌詞

もしもそばにいられたら

まだ言えなかったことを

この手で包んで伝えたい

でも時は君をさらった

逸らした目が何も言わず

静けさだけが心を裂いた

何でもないふりをして

ひび割れた胸で笑った

君の笑顔になりたくて

私を無くしてた

あと一言言えたなら

二人は今もいたかな？

思い出の景色を歩く

掌を探してる

もし恋が書き直せたら

さよならを選ばない

もしもそばにいられたら

痛みさえ光に変える

ひとたび抱きしめて

そのあとで消えたっていい

本当に恋だったなら

どうして信じてくれなかったの

残された言葉の欠片が

今も耳に囁く

君の名前を祈りに変えて

夕暮れに託してる

不安も優しさも分かってた

でも道を戻れなかった

この夢が叶わないなら

私だけ燃えてればいい

二人で踊った足跡

今は空っぽのリズム

もし時が巻き戻せたら

また君を失うかな？

もしもあと一つの日が

許されるなら

風に君の名前を乗せて

もう一度問いかける

声にできないこの気持ち

今君は聞いてくれる？

本当は掴めなかった

まだ終わってない物語

たとえ一人で倒れても

君だけが私の家

もしも嘘がなかったなら

何度でも君を選ぶ

涙を拭う口づけで

静けさに色をつけたい

たとえそれが間違いでも

さよならで愛を知った

もしもそばにいられたら…