Lyric

あの日、貴方が残した言葉の欠片が

頭をぐるぐる巡っている

眠れず逃げ込んだ夜の縁に

香水に似たあの花の香りがした

どうかしている

夜標照らす水面は綺麗だったのに

あの日、貴方と見ていた静かな景色は

こんなにもつまらなかったっけ？

もっと遠くへ行こう、私独りで

忘れたい言葉なんて

記憶の空白になればいい

あの日、貴方と見ていた景色の欠片を

この足でぐるぐる巡っている

濁った白い花びらが濡れている

真空に放り出されたように苦しそうだ

あの日貴方と見ていた静かな景色は

こんなにもつまらなかったっけ？

もっと遠くへ行こう、私独りで

言えなかった言葉が

煌めくようになればいい

どうかしている

夜標照らす水面は綺麗だったのに

あの日貴方と見ていた静かな景色は

こんなにもつまらなかったっけ？

もっと遠くへ行こう、私独りで

忘れたい言葉なんて

記憶の空白になればいい

消えてく記憶、埋まらない空白

私は今何も要らない

どうか、いつか、幸せを運んで