灯台へのジャケット写真

歌詞

ポルピタ ポルピタ

lantanaquamara

静かな朝に舞う

よろこびの蝶たち

かすかな歌に合わせ

口笛が響いた

シーツの上に投げ捨てた

手と手が泡で

エーテルの虜

オリーブちらばるクレーター

石鹸ではなく

爆弾でもなく

肺の隙間で球根は

心のかわりにならなくて

水をやり

あたためて

息をそっと吹きかけて

抱きしめ

にぎりしめ

脈打つだろうと信じていた

ずっと今夜がたのしみでした

新しい天文学の胎動を

聞け

たとえ幻でも

悲しいくらい

透明で

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  • 作詞者

    lantanaquamara

  • 作曲者

    So

灯台へのジャケット写真

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東京発ロックバンド、lantanaquamara(ランタナカマラ)の1stフルアルバム。“ポスト邦ロック” “ポストジャパメタ”とでも形容できそうなそのサウンドは、どこかで聴いたことがあるけど、どこにもない。懐かしいようで、新しい。そんな音楽体験をさせてくれる。

00年代邦楽ギターロックを思わせるリードトラック「灯台へ」、オールドスクールなメタルへのリスペクトを覗かせる「地平線」「ウタカタ」「ネオンテトラ追放」、衝撃のメロスピチューン「ユニコーン倒壊」など、バラエティに富んだ楽曲が並ぶ。

アングラなサウンドを鳴らした初期の面影はもう見えない、と思わせる楽曲群は、8分超えの大作「サバンナ」の存在をより際立たせる。

「ポストメタル」の呪縛を解き放ち、より自由な世界へ進まんとするバンドの「決意」を体現した快作。

アーティスト情報

  • lantanaquamara

    2016年、1st EPリリースと同時に活動開始。結成当初はポストメタル/オルタナティブメタルを志向していたが、現在は90年代ヴィジュアル系、ジャパニーズメタル、00年代邦楽ギターロック等の影響を取り入れた、より日本的な音楽性に変化。 2018年1月に初の自主企画「plant Vol.1」を開催しソールドアウト。2019年1月、1st Single『ネオンテトラ追放』にて、キャリア初のMVをリリース。完全自主制作ながら、2020年12月時点で4万再生を記録。 アンダーグラウンド~国内メインストリームを横断した幅広いインプットを楽曲に集約し、独自のロック音楽を発表していくことをバンドの活動目的とする。2022年11月2日、1st Full Album『灯台へ』をリリース。

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