

静かな朝に舞う
よろこびの蝶たち
かすかな歌に合わせ
口笛が響いた
シーツの上に投げ捨てた
手と手が泡で
エーテルの虜
オリーブちらばるクレーター
石鹸ではなく
爆弾でもなく
肺の隙間で球根は
心のかわりにならなくて
水をやり
あたためて
息をそっと吹きかけて
抱きしめ
にぎりしめ
脈打つだろうと信じていた
ずっと今夜がたのしみでした
新しい天文学の胎動を
聞け
たとえ幻でも
悲しいくらい
透明で
物語はじめる
- 作詞者
lantanaquamara
- 作曲者
So

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- ⚫︎
ポルピタ ポルピタ
lantanaquamara
- 2
地平線
lantanaquamara
- 3
ウタカタ
lantanaquamara
- 4
ネオンテトラ追放
lantanaquamara
- 5
灯台へ
lantanaquamara
- 6
サバンナ
lantanaquamara
- 7
ユニコーン倒壊
lantanaquamara
- 8
わたしはひかり ひとりきり
lantanaquamara
東京発ロックバンド、lantanaquamara(ランタナカマラ)の1stフルアルバム。“ポスト邦ロック” “ポストジャパメタ”とでも形容できそうなそのサウンドは、どこかで聴いたことがあるけど、どこにもない。懐かしいようで、新しい。そんな音楽体験をさせてくれる。
00年代邦楽ギターロックを思わせるリードトラック「灯台へ」、オールドスクールなメタルへのリスペクトを覗かせる「地平線」「ウタカタ」「ネオンテトラ追放」、衝撃のメロスピチューン「ユニコーン倒壊」など、バラエティに富んだ楽曲が並ぶ。
アングラなサウンドを鳴らした初期の面影はもう見えない、と思わせる楽曲群は、8分超えの大作「サバンナ」の存在をより際立たせる。
「ポストメタル」の呪縛を解き放ち、より自由な世界へ進まんとするバンドの「決意」を体現した快作。
アーティスト情報
lantanaquamara
2016年、1st EPリリースと同時に活動開始。結成当初はポストメタル/オルタナティブメタルを志向していたが、現在は90年代ヴィジュアル系、ジャパニーズメタル、00年代邦楽ギターロック等の影響を取り入れた、より日本的な音楽性に変化。 2018年1月に初の自主企画「plant Vol.1」を開催しソールドアウト。2019年1月、1st Single『ネオンテトラ追放』にて、キャリア初のMVをリリース。完全自主制作ながら、2020年12月時点で4万再生を記録。 アンダーグラウンド~国内メインストリームを横断した幅広いインプットを楽曲に集約し、独自のロック音楽を発表していくことをバンドの活動目的とする。2022年11月2日、1st Full Album『灯台へ』をリリース。
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lantanaquamara