いつも見てた
家の前のあの猫が
今日はどこにもいない
小さな声で名前を呼ぶけど
風がその声をさらっていく
何も変わらないと思ってた
日々のリズムが少しだけズレて
君がいなくなった理由も知らずに
僕はただ戸惑うだけ
こに行ったの?
君がいたこの場所に
残るのは静寂と
僕の胸の中のざわめきだけ
猫の足跡が消えた道
僕の世界も少しずつ壊れてく
窓の外を見つめるたびに
感じる空白の時間
昨日までの光景はもう違って
いつの間にか暗くなっていた
君がいないだけでこんなにも
世界が冷たく感じるなんて
消えたその理由も探せないまま
僕はただ立ち尽くす
どこに行ったの?
君が残した影だけが
日差しに溶けていく
僕はただ見送ることしかできない
猫のいないこの日々が
静かに僕を飲み込んでく
いつかまた戻るの?
それとももう二度と会えないの?
何も答えはないまま
僕はその場所を通り過ぎるだけ
どこに行ったの?
君がいたこの場所に
残るのは静寂と
僕の胸の中のざわめきだけ
猫の足跡が消えた道
僕の世界も少しずつ壊れてく
- 作詞
asobiba
- 作曲
asobiba
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君が消えた日
asobiba
昭和テイスト溢れるasobibaの新曲「君が消えた日」は、昭和時代を彷彿とさせるフォークサウンドに、現代的なアレンジをほどよく加えた楽曲です。家の前にいつもいた猫が突然姿を消したことで感じる、不安や日常の変化を繊細に描いた歌詞が特徴的。静寂の中に潜む感情や、何かが変わってしまった感覚をメランコリックに表現しています。懐かしさと新しさが同居するこの一曲で、消えた日常の一コマを味わってください。