Yurikago Front Cover

Lyric

Yurikago

Bow Boy

時計が小さく咳をした

カーテンの影が呼吸を数えてる

光の粒が揺れて

朝の音を忘れた

誰も気づかない

世界は眠りながら

頷いていた

窓の隙間で魚が泳ぐ

空気が水のように重い

壁の花が少しだけ

場所を変えた

「平気だよ」と声がした

その声が一番揺れていた

床の下で

古い心臓が鳴る

沈むように音を立てて

街が一斉に夢を見た

立ち上がることを忘れた人たちが

揺れの中で祈っていた

君の指が揺れて

僕の声も揺れた

それだけで世界が

生きてる気がした

けれど「大丈夫」

その言葉の奥で

誰かの家が軋んでいた

光の矢が壁を指す

逃げ方を忘れたまま

僕らは眠るように立っていた

小さな揺れに

誰も怯えない国で

安全の名をした麻酔が

胸の奥に広がっていた

ゆらゆらゆら

眠りながら呼吸して

痛みを夢と呼んだ

ひびひびひび

優しさの形をして

崩れながら

まだ美しかった

  • Lyricist

    Bow Boy

  • Composer

    Bow Boy

  • Producer

    Bow Boy

  • Vocals

    Bow Boy

Yurikago Front Cover

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