夏の亡霊のジャケット写真

歌詞

夏の亡霊

Umiushi

息継ぎを忘れたまま泳いでいる

貴女の瞳は猛毒だ

一言で片付けられた青春は

未だ、彷徨い続ける

干からびた猫は孤独を隠して

陽炎はただ揺れてる

眠れないままに迎えた夏

鈴の音で茹ってく

貴女が飛び越えた

夏を背に、奇跡を貪ったんだ

振り落とされないように

汗ばむ掌が

さんざめく僕の期待だけを

蝉時雨が掻き消していく

曖昧なままに僕は生きている

思い出は時に残酷だ

貴女が居なくても死ぬ訳じゃないが

僕の人生には必要だった

入道雲を突き破って

燕は羽根を鳴らす

貴女をすり抜けた

僕の手に残るのはいつだって

青春の灯火だ

煌めいて見えたのは

夏の魔法なんてもモノではなく

貴女に恋をした証だ

貴女の長い髪が風で靡く度に

季節は移り変わる

近づけば灰になる

ダリアの花が咲く

終わらないで、どうか

痛みの正体は

貴女を守り切れなかった

不甲斐なさだ

痛みの引き波に

溺れて死ぬのも悪くないか

貴女が望むのなら

気付かない内に夏は終わっていく

夏の亡霊は残酷だ

  • 作詞者

    Umiushi

  • 作曲者

    Umiushi

  • プロデューサー

    Umiushi

  • ギター

    Umiushi

  • ベースギター

    Umiushi

  • ドラム

    Umiushi

  • キーボード

    Umiushi

  • ボーカル

    Umiushi

  • ピアノ

    Umiushi

夏の亡霊のジャケット写真

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