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「白か黒かでは決められない自分自身の色」と、紫陽花が持つ相反する花言葉を重ねる
閉じた扉の向こうに残された、大切な人の面影。
六月の雨が降るたびに思い出す、遠い世界に取り残した誰か。
そして、白か黒かの正しさだけでは描けなかった、自分自身の色。
『閉じた扉の向こう側』は、もう会うことのできない人へ、言えなかった言葉と「ありがとう」を届ける歌。
『6月のSORAが泣くたび』は、違う世界線に残された月斗を想う、千里の視点から描かれた雨の記憶。
『雨と晴れとNIJI』は、晴れた日の青も、雨の日のグレーも否定せず、すべてを重ねながら、自分だけの色を見つけていく歌。
六月に咲く紫陽花には、明るさと寂しさ、希望と移ろいのように、相反する意味が同時に宿っている。
ひとつの言葉だけでは言い切れないその姿は、白と黒の間で揺れながら、自分自身の色を探す心にも似ている。
歌詞の中に現れる「青」は、誰かに決められた色ではなく、自分で選び取った色。
そして「虹」のように聴こえる“NIJI”は、時が流れた先の「2時」でもあり、『YOFUKASIの向こう側』の深夜2時へと静かにつながっていく。
喪失も、迷いも、雨の日の痛みも消えない。
それでも、そのすべてを重ねたとき、予定通りの毎日では気づけなかったグラデーションが見えてくる。
観測前夜が、記憶と雨、紫陽花のように揺れる心、そしてその先に射す“私だけの2時”を描いた三曲入りEP。
観測されるまでは未来は決まらない。 観測前夜は、AI・音楽・ストーリーを融合した音楽ユニットです。 Re:crossWORLDの世界観から生まれた楽曲を通して、日常の小さな違和感や、まだ観測されていない未来を描いています。 一曲ごとに物語が交差し、音楽はやがて漫画や小説へとつながっていきます。